top of page
House M/M
LOCATION
Tokyo, JP
PROGRAM
Private residence
YEAR
2023
SIZE
102.69㎡
STRUCTURE
Timber
COLLABORATORS
CONTRACTOR : Koushou Kensetsu
STRUCTURAL DESIGN : Ryouhei Takeda
PHOTO CREDITS : Ryo Yahara
この土地で多感な青年期を過ごした主人が、独立して住まいを考えたところから計画は始まった。
当時の記憶から、よく風が通り、光が入る家が望まれた。
角地に位置し、近所の小学校の通学路となっているため交通量が多く、単純に南に向けた建物配置だと日々の生活が落ち着かない。
また、都市計画の観点から指定建蔽率が厳しく制限されていることもあり、狭隘協議を経て角地緩和を利用しながら最大限に敷地が使えるように中庭を囲むようなボリュームを計画した。
南北に分かれたボリュームは南側にリビング、北側に寝室•作業スペースなどと機能は明確に分けられるが、中庭を介す事でそれぞれが完全に孤立することなく、光が入り、風が抜けていく気持ちの良い繋がりのある空間が生まれた。
リビング、玄関から直接出られる中庭はテントを張ったり、プールを出したり、覗かれることのない場所で寛げる内部空間の延長としても機能する。
bottom of page